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伝達効率

SPEEDHUBの機械的な伝達効率は、良質な外装変速システムと同等です。

駆動方式 伝達効率
SPEEDHUB 500/14、1〜7速 約96%
SPEEDHUB 500/14、8〜14速 約98%
外装変速機(歯数、チェーン角度、摩耗による) 95〜98.5%
従来の7〜8段内装変速ハブ 約90%(1速)〜98%(直結ギア)

外装変速機の損失はボトムブラケット、チェーン、スプロケット、ハブで生じ、主に歯数、チェーン角度、摩耗によって変わります。SPEEDHUBではチェーンが1枚の大きなチェーンリングからまっすぐ進み、損失は選んだギアによって決まります。どちらも1.5%から5%の間です。従来の内装変速ハブは低いギアと高いギアで大きく効率が落ちますが、SPEEDHUBはそうなりません。これは大きな歯数、プラネットギアのニードルベアリング、オイル潤滑、そして非常に剛性の高い部品によるものです。

負荷に依存しない損失はシールの摩擦です。自転車を押しているときも、坂を惰性で下るときも、立ちこぎで登るときも同じです。速度に応じて1〜3ワットと小さいものの、作業台で空転させたホイールを数回転で止めたり、自転車を押すとクランクが回ったりするには十分です。これはすぐに目に見えます。

負荷に依存する損失は、負荷がかかった状態でのギアとベアリングの摩擦で、伝達される出力に対する割合です。伝達効率95%なら、100 Wのうち5 W、300 Wのうち15 W、1,000 Wのスプリントでは50 Wが失われます。作業台では見えず、テストベンチや計測走行でしかわかりませんが、本当に重要なのはこちらです。

例:200 Wで坂を登るとします。SPEEDHUBの4速(7段ハブの1速に相当)では、伝達効率96%で失われるのは8 Wです。7段ハブでは20 Wです。シールの2 Wを加えても、10 W対20 Wです。シールの摩擦は軽く当たっているブレーキパッドのようなものです。自由に回るホイールはすぐに止まりますが、走行中にはほとんど感じません。

マウンテンバイクのマラソンレースで、SPEEDHUBを使うライダーは外装変速機と同等かそれ以上のタイムを記録しました。損失にほとんど差がないので、同じタイムは当然です。より速いタイムは、SPEEDHUBではより速く頻繁に変速できるため、適切なギアにいる時間が長くなることから生まれます。

それこそが最も大切な効率、つまりライダー自身の効率です。適切なギアでは、筋肉は朝食のカロリーの約25%を前進する力に変えます。不適切なギアでは、強く踏みすぎる(脚が重くなる)か、速く回しすぎる(心拍が上がる)かのどちらかになり、効率は10%を下回ることもあります。SPEEDHUBは、いつでも一度の操作で、適切なタイミングで適切なギアに変速できるよう設計されています。